義父が生前、往年の大スターと一緒に写った写真のパネルが、すっかり色褪せています。
カミさんの要望で、この写真を甦らせてみることにトライしました。
最初に、フォトスキャンと言うアプリでぱねるを撮影しました。アプリが光の反射や、四隅の位置から、歪みや光の反射を補正した画像にしてくれます。
さて、問題はここからです。
色褪せた写真にAIRで色をつけてくれる無料のWEBサービスはいくつかあって、上の写真はそのサービスで色をつけたものですが、薄いんです。
そこで、先日格安で手に入れたPhotoshopELで加工してみました。
AIによる色付けもありましたが、やはり色が上手く付きません。
そこで、カラー調整を全体的にしてみました。しかし、顔の色を濃くしようとすると、類似色のズボンも肌色が強くなると言う状態になり、ダメでした。
そこで、色を変えたい範囲を選択して、その部分だけの色調整をしました。特に背後の椿の赤は完全に脱色されていたので、塗りつぶしツールで赤を塗りました。
セーターも脱色していて色が付かないので、範囲を選択して塗り潰しツールを使いました。
結構ハンド処理をしましたが、まずまずの写真が再生出来ました。
印刷して額に入れて完成です。