ゴルフスイングは簡単そうに見えて、やってみると実に難しいです。クラブヘッドは単純な円運動をしているように見えますが、安定して欲しい飛距離を、狙った方向に出すには、当初思うよりも単純では無いです。まったく・・ゴルフ業界の練習方法に問題があると、へたっぴな私は思うのです。
私はヘッドが安定して綺麗に走るにはどうしたら良いかを、スクールに行ったり自分で工夫したりYouTubeを見たり、いろいろ試して来ましたが、どうも上手くいきません。具体的に手を何処を通せば良いのかが分からないのです。と言うか、分かっていても、そこを通らないのです。
いろいろ調べた結果、私が出来そうな理想のスイングは、渋野選手では無いかと思うようになりました。動きがシンプルで、それほど筋肉質でもなく、トップでの肩の位置も、極端ではないからです。
そこで、渋野選手の手の3D軌跡を、正面、後方からの動画を組み合わせて作ってみました。
デジタルテクニックは疎いので、今回はスピード重視でフルアナログで軌跡を作りました。iPadでYouTubeの動画を再生して、それをトレーシングペーパーで写取ります。
テークバックとダウンスイングでは軌跡が違うので、今回はダウンスイングを製作しました。
軌跡としてフラフープを角材に留めています。
また、サイズは私の身長に合わせています。
赤いダウンスイング開始付近でも、シャフトの角度は後方から見て45度程度です。シャフトも手の軌跡も大体45度にします。そのため左手は掌屈し、右手の手のひらはテニスのフォアハンドのように、最初は後方、後は下方に向けてスイングします。
https://youtube.com/shorts/tp6VJDiDaY8?feature=share
アドレスのシャフト角度とほぼ同じ角度でダウンスイングするのが渋野選手の特徴で、そのシンプルさを見込んで、それを真似しているつもりです。
まだ数回スローでスイングしただけですが、切り返しで腰の回転よりシャフトを遅らせてスタートし、思ったよりかなり右腿のあたりに手が通るように出来て、シャフトがここで立って、その後ヘッドが走るようです。今まで通らなかったコースなんです。
練習後の試打の結果はまた後日。